『ONE PIECE 76』アスベスト問題と重なる

林田力

尾田栄一郎『ONE PIECE 76』(集英社、2014年)はドレスローザ編の続きである。ドンキホーテ・ファミリーを追い詰めていく。その中でドンキホーテ・ドフラミンゴやトラファルガー・ローの過去が明らかになっていく。

第762話「白い町」で描かれたローの過去は衝撃である。その内容はアスベスト問題を彷彿させる。ローはフレバンスという国土全体が白い町の出身である。白さの理由は珀鉛という鉱物のためである。これによってフレバンスは豊かになったが、そこには毒性があった。世界政府は毒性を把握していたが、富に目が眩み隠蔽する。フレバンスの人々は珀鉛病で次々に死んでいき、隣国は伝染病と勘違いし、フレバンスを封鎖する。

連載と前後してアスベストの最高裁判決が言い渡され、非常にタイムリーである。東急不動産消費者契約法違反訴訟でも東急不動産マンションでアスベスト使用が判明したことがあり、個人的にも感慨深い(林田力『東急不動産だまし売り裁判陳述書3』「アスベスト使用」)。『ONE PIECE』で描かれた公害病への無責任体質は、東急リバブル東急不動産の「売ったら売りっぱなし」体質と同じである。異常な世界では正常であることが異常である。

『ONE PIECE』は押しも押されもせぬエンタメ作品であるが、意外にも社会性に富んでいる。空島編はパレスチナ問題を連想させる。魚人島編は人種差別問題を扱う(林田力「『ONE PIECE』第63巻、人種差別のアナロジーで物語に深み」リアルライブ2011年8月6日)。パンクハザード編は脱法ハーブなど危険ドラッグと重なる(林田力『二子玉川ライズ反対運動9ブランズ二子玉川の複合被害』「『ONE PIECE 69』脱法ハーブへの警鐘」)。バロックワークスも会社組織になっており、今から振り返ればブラック企業と言えるだろう。




林田力


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