『ONE PIECE 75』

林田力

尾田栄一郎『ONE PIECE 75』(集英社、2014年)はドレスローザ編の続きである。ウソップらしい活躍でシュガーが気絶し、かつてのドレスローザの住人達がオモチャから解放され、ドレスローザは大パニックになる。反撃の開始である。

怒り心頭のドンキホーテ・ドフラミンゴはドレスローザ全国を対象にした圧倒的な力を見せるが、これまでの巧妙な支配からすれば追い詰められたヤケクソである。「初めからお前らを恐怖で支配しても良かった」と嘯くが、追い詰められたから最後の手段である恐怖支配に訴えるしかなくなった。

ドフラミンゴはチンピラ・ヤンキー風の外見から、迫力が感じられず、小物感がある(林田力『二子玉川ライズ反対運動9ブランズ二子玉川の複合被害』「『ONE PIECE 69』脱法ハーブへの警鐘」)。ここでも依然として小物感がある。

ドレスローザ編はアラバスタ編のアナロジーの色彩が濃い。そのように見た場合、敵の親玉であるクロコダイルとドンキホーテ・ドフラミンゴは対照的である。クロコダイルは部下の些細な失敗も許さない。容赦なく切り捨てる。

ドフラミンゴもハイエナのベラミーのような新参の部下には冷たい。しかし、幹部には甘く一貫性がない。クロコダイルは右腕のニコ・ロビンでさえ切り捨てた。幹部同士の結束力がある点もバロックワークスとは異なる。ドンキホーテ・ファミリーは幹部が侮辱されることも許さない。

これは表面的にはドフラミンゴの方が大物に見えるが、実態は逆である。クロコダイルが部下を切り捨てられる理由は自分一人の力があればいいという絶対の自信があるためである。ドフラミンゴの幹部への甘さと、それ以外への非道さはチンピラ・ヤンキーと同じ性格のものである。

この巻では冒頭で幹部が大失態を犯すが、真摯に失態を反省せず、責任追及もなされない。東急不動産消費者契約法違反訴訟(東急不動産だまし売り裁判)における東急リバブル東急不動産のような無責任体質を感じさせる。その意味でもドンキホーテ・ファミリーの組織は評価できない。

ドレスローザ編をアラバスタ編のアナロジーとして見た場合の別の相違点は世界政府の欺瞞性への自覚の高まりである。虐げられた人々の声に応じた存在は麦わらの一味である。アラバスタ編ではスモーカー大佐(当時)の動きもあり、海軍も正義の側と言えた。これに対してドレスローザ編では王族から問題を放置していると認識されている。海軍大将藤虎の狙いも不明である。反世界政府の革命軍も物語で重要な役割を果たしている。世界政府の問題にどこまで斬り込めるか、今後の展開が楽しみである。





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