『ONE PIECE 77』

林田力

尾田栄一郎『ONE PIECE 77』(集英社、2015年)はトラファルガー・ローの過去の続きである。第764話「ホワイトモンスター」ではコラソンは病気を治そうとローを病院に連れていく。しかし、どこの病院でもホワイトモンスターと差別され、治療を拒否される。『ONE PIECE』は虐げられた人の無念や苦しみ、悲しみを描くことが巧みである。

ローは頂上決戦で傷ついたルフィの前に現れて「俺は医者だ」と言っている。今回明らかになった経緯を踏まえると味わい深い。ここには医者の矜持が現れている。海賊のローは職業的な医者よりも医者らしい。

ドンキホーテ・ファミリーとの戦いではベビー5に注目である。ベビー5は敵キャラクターであるが、クールビューティーな外見と、人から頼まれたら断れない性格のギャップが面白い。第771話「八宝水軍首領・サイ」ではドンキホーテ・ファミリーの幹部からは「便利な女」呼ばわりされ、利用されていたことが明らかになった。

ドンキホーテ・ドフラミンゴは憎むべき敵キャラクターである。しかし、彼はファミリーの幹部には優しい。同じ王下七武海でも、失敗した部下を容赦なく切り捨てるクロコダイルとは大違いである。これは表面的にはドンキホーテ・ファミリーの美点と言えなくもない。しかし、その本質が利用に過ぎないことが明らかになった。

ドフラミンゴはチンピラ・ヤンキー的な外見であるが、その組織も暴走族(珍走団)や半グレと同じメンタリティであった。ベビー5は暴走族を自分の居場所と勘違いした哀れなキャラクターであった。ドンキホーテ・ファミリーの滅亡は読者にとってカタルシスになるが、ベビー5に救いがあることは好ましい。

第773話「ハーフ&ハーフ」はキャベンディッシュ・バルトロメオ組とグラディウスらの闘いである。キャベンディッシュのハクバ克服の努力が見所である。ギャグ担当になっていたバルトロメオも決めるところは決めた。

第771話「八宝水軍首領・サイ」ではサイが奥義を会得するなど、ドレスローザの戦いでは脇役も各々成長している。ドレスローザの人々もドフラミンゴの嘘と脅しに踊らされるだけの存在ではない。ルフィ達が一方的な救世主という訳ではなく、各々が考えて行動している。



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