『NARUTO―ナルト― 4』

岸本斉史『NARUTO―ナルト― 4』(集英社、2000年)は「波の国」編が完結する。うずまきナルトと白、桃地再不斬が表紙である。白と再不斬は強烈な印象を残した敵キャラである。これまで散々悪事を繰り返して来たと思われるが、死に際によって評価が変わる。

窮地に陥ると謎の力が爆発して、実力の勝っていた敵を逆転する展開は『ダイの大冒険』序盤など少年漫画でありがちのパターンである。ご都合主義にもなりかねないものである。謎の力にどれだけ説得力を持たせられるかで作品の評価が決まる。『NARUTO』では最初から九尾が封印されているとの設定が明かされており、説得力はある。

『NARUTO』には血継限界という設定がある。チート的な能力であるが、それ故に忌み嫌われる。これは九尾が封印されたナルトに重なる。ナルト達にとって戦いの過酷さだけでなく、忍者の生と死を考えさせられる重たい任務となった。

「波の国」編の後は新たに中忍選抜試験が始まる。テンポが早い。オムニバス的な任務の話が幾つかあっても良さそうである。『BLEACH―ブリーチ―』の序盤がオムニバス的な話の積み重ねであったこととは対照的である。『名探偵コナン』ならばオムニバス的な事件が繰り返されるだろう。

『NARUTO』はキャラクターの多さも特徴であるが、この中忍選抜試験からサスケやサクラ以外の下忍者達が登場する。『NARUTO』の世界らしくなってきた。

『NARUTO―ナルト― 72』

林田力

岸本斉史『NARUTO―ナルト―』が第72巻で完結した。ナルトとサスケの因縁に決着を付けた。『NARUTO―ナルト―』は木ノ葉隠れの里の忍者・うずまきナルトらの戦いと成長を描く忍者アクション漫画である。

連載終了がネットニュースになるほどの人気漫画である。尾田栄一郎『ONE PIECE』や久保帯人『BLEACH−ブリーチ−』と共に週刊少年ジャンプの三枚看板と位置付けられたこともある(林田力「週刊少年ジャンプ巻頭カラーで『BLEACH』巻き返しなるか」リアルライブ2011 年8月23日)。

物語序盤からのテーマを見事に完結させた。週刊少年ジャンプのバトル漫画は連載の長期化によって序盤とは全く別次元の戦いになることもある。その傾向は『NARUTO』にも感じられたが、序盤のテーマを忘れなかった。初代火影やカカシの因縁も重ね合わせて上手にまとめている。ちょうど週刊少年ジャンプで近藤信輔『ジュウドウズ』の露骨な打ち切られ方を読んだ後では、文句のつけようのない大団円に感じる。

最終巻ではナルサクかナルヒナかというヒロイン論争にも終止符が打たれた。サクラもヒナタも初志貫徹と見ることもできる。一方でサクラはドMでなければ理解できない。少年漫画視点の女性キャラである。また、ヒナタの立場では純愛であるが、ナルト側で考えると、「木の葉にて最強」の一族が後ろ盾になることで火影として安定政権になるという政治的な想像もしてしまう。

『NARUTO』のヒロイン論争に作中で回答が出されたことで、朽木ルキアか井上織姫かという『BLEACH』のヒロイン論争も回答が出されるか気になるところである。




林田力


林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』はFacebookページを運用しています。「いいね!」をよろしくお願いします。Facebookページに「いいね!」していただけますとご案内も届きやすいかと思います。情報をリアルタイムに入手できる手段として、まだ未登録の方には是非「いいね!」をお願いします。ページ上部にある「いいね!」のボタンをクリックして下さい。
シェアして拡散していただけるともっと嬉しいです。Facebookでの記事に対するご意見、ご感想をお待ち申し上げます。一緒にFacebookを楽しみましょう。

林田力 東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った 東急不動産係長脅迫電話逮捕事件 二子玉川ライズ反対運動 東急リバブル広告 東急ストアTwitter炎上 東急ホテルズ食材偽装 東急ハンズ過労死 ブラック企業・ブラック士業 脱法ハーブにNO 東京都のゼロゼロ物件 東急不買運動 東急リバブル東急不動産不買運動 アマゾン ブログ ツカサネット新聞 リアルライブ 本が好き v林田力 家計簿 ワンピース 韓国 江東区長 選挙 東陽町 世田谷区 Hayashida Riki hayariki tokyufubai amazon wiki wikipedia facebook




Yahoo!検索