『白竜LEGEND 34』法隆寺の土壁損壊も予見か

林田力

天王寺大原作、渡辺みちお画『白竜LEGEND 34』(日本文芸社、2015年)は、「救世主(メシア)の遺産」編が完結した。聖徳太子の秘宝「未来記」を探す歴史ミステリーである。最愛の女性・セレナを救い出すため、ブルースの元へと乗り込んだ白竜であったが、ブルース捕獲に失敗してしまった。

白竜はチート的な存在である。並みの暴力団組織では敵にならない。公安警察でさえ敵にならない。「救世主の遺産」編のような非現実的な敵組織で勝負になると言ったところであろう。それによって「救世主の遺産」編が『白竜』らしさに欠けてしまった面もある。白竜は敵組織に振り回され、全てを見通しているチート的な凄みがなくなっている。

また、世界遺産の法隆寺で銃撃戦をするなど非現実性が高い。『白竜』は暴力団員による東急電鉄株買い占めなど実際の事件を下敷きにしている話が多い(林田力「『白竜LEGEND』第19巻、愚連隊は敵役としても力不足」リアルライブ2011年10月27日)。それが物語のリアリティーを与えていた。

一方で未来を予見するという『白竜』らしさは「救世主の遺産」編にもある。連載後の法隆寺では台風に伴う大雨の影響で土壁の一部が剥がれ落ちた(「法隆寺の土壁剥がれる=台風の大雨影響−奈良」時事通信2014年8月9日)。

『白竜』は「原子力マフィア」編が福島第一原発事故、「情報の死角」編がプレイステーションネットワーク個人情報流出事件を予見したと話題になった(林田力「『白竜LEGEND』第18巻、原発事故に続いて情報漏えいを予見」リアルライブ2011年9月8日)。「土俵に賭けろ」編では大相撲の八百長を予見したと話題になった(「『白竜LEGEND』第17巻、原発だけでなく大相撲の八百長も予見」リアルライブ2011年04月11日)。



林田力


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