『銀魂―ぎんたま― 69』

空知英秋『銀魂―ぎんたま― 69』(ジャンプコミックス、2017年)は若い頃のお登勢、泥水次郎長、寺田辰五郎が表紙である。背表紙は辰五郎である。表紙に違わず「かぶき町四天王編」に登場した次郎長と平子が再登場する。

最近の銀魂はバトルに次ぐバトルである。正直なところ、最終回に向けた引き延ばし感があるが、次郎長親子の登場は楽しめる。かぶき町四天王編は読ませる話であった。仁義を貫く姿は魅力的である。

実は「かぶき町四天王編」の平子の第一印象は悪かった。外見のかわいらしさとは裏腹に笑顔で人を欺き、陥れる不気味なキャラクターであり、感情移入できなかったためである。キャラクターに一本筋の通った信念があることが『銀魂』の魅力であるが、目的のためには手段を選ばない平子には、魂の美しさが感じられなかった。しかし、終盤での落とし前を受けようとする姿は感動的である(「『銀魂』第35巻で「かぶき町四天王編」が完結」リアルライブ2010年08月13日)。今回の再登場でも仁義を貫こうとしている。

『銀魂―ぎんたま― 57』

林田力

空知英秋『銀魂―ぎんたま― 57』(集英社、2015年)は将軍暗殺篇が佳境である。ここまで将軍が熱いキャラクターになるとは初登場時は予想できなかった。

気になることは銀魂が将軍暗殺篇で最終回になってしまうのではないかということである。かぶき町四天王編の時も感じたことである(林田力「『銀魂』第35巻で「かぶき町四天王編」が完結」リアルライブ2010年8月13日)。この疑問に本書のコラム欄で著者が回答している。まだ終わらせるつもりはないとのことである。回収していない伏線もあるという。ファンにとっては嬉しい回答だろう。

但し、オムニバス中心で、たまに長編であった銀魂も最近では長編の印象が強くなっている。今後ギャグ短編で勢いを持続させていくことは容易ではない。最初はオムニバス短編の連載が次第にバトル長編化して倒すべき敵が尽きて連載終了になる展開は週刊少年ジャンプ作品の典型的パターンである。

これまで銀魂は短編の比重が高く、上記パターンに落ちることを上手に回避できていた。しかし、ここまでくると読者は国の行く末という長編ストーリーが気になってしまう。『名探偵コナン』のような安定したスロー展開ができるか注目である。




林田力


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